漕ぐ力

自転車を漕ぐ力とは? 弱体化する肉体とともにそんなことを考えつつサドルに跨る日々を綴っていきたいと思います。

そしてツールド大山

今年こそ、しっかりトレーニングして出るぞとエントリーしたツールド大山。

ですが、結局今年ロードに乗ったのは正月とGW、たったの2回だけという状態。

自己記録更新とか望むべくもなく・・・

そして経験者からの、一度は走っておくべきという勧めもあり・・・

 

今回はファットで走ってみることにしました w

愛車ファーリー7は、軽量アルミフレームなので13kgそこそこ、ロードバイクに較べれば重たいですがけっこう軽いんです。

あと、とにかくギヤが軽いのが強味。

いつものロードは52-36の12-27。去年も止まりそうになりながら上りましたが、

ファットはフロント28Tの後ろは10-42!!

所詮オンロードの上りですからね、42を使うまでもないでしょうが、保険はあったほうがいいでしょう。

問題は、タイヤが4.7インチのノーマルタイヤしかないので、空気圧を1BARまで高くしても、路面抵抗は大きいし、タイヤ自体の空気抵抗も相当あるし。

どれくらいのペースで走れるのか、見当もつきませんが、昨年がロードで4時間30分位、制限時間は6時間半なので、まぁなんとかなるでしょう。

とりあえずペダルだけはロードのビンディングに交換。

 

朝からバタバタと準備して出たものの、大きく遅れてしまったので、スタートは最終から2組目くらいになってしまいましたが、まぁどうせ遅いのでボチボチスタート。

最後尾付近のスタートだった割には、エキスパートっぽくない人にも沢山抜かれました。スタートに遅れる人って意外に多いのかもですね。

追い越していく人にはよく声をかけられて、応援されること多く、いつもとは違う感じ。

序盤は遅いなりにも快調で、天気良くって気持ちよかった。

 鏡ヶ成の第一エイドを過ぎて、下ってからの平坦区間になってから徐々にへばってきます。

それでも、ペースの合う集団に少し紛れさせてもらって楽をさせてもらい、第2エイドを目指します。

船上山が近くなってくると、たまに攣りそうな気配が・・・

写真撮るのに止まってごまかしたりしながら

そして第2エイド。バナナが既に無くてショック

船上山登山口の先あたりでガツンといつもなら攣りますが、今年は大丈夫でした。

ファットで走っているという心の余裕と、とりあえずギヤはまだ余裕あるので、踏まなければ攣りはしません。まだ下から2~3枚は軽いギヤ残ってたと思います。

そして一息坂峠。さらに1枚軽いギヤにして遅くともクルクル上ります。

この辺で、・・・なんか腹調子がおかしいかも?? 

 気がつくと、腹が冷たっ、どうもアップライトな姿勢で風を受けてたせいで、腹が冷えてしまったようです。もらったマップでも持ってれば腹に入れたりできたのにナァと後悔しましたが、とりあえず姿勢を工夫して腹が冷えないようにして、ジロでのドゥムランのように草むらに駆け込むのだけは回避。

そんなトラブルもあって小休止したりして、大幅にペースダウン。

 そしてラストの上りです。

入って100メートルくらいのところで、右ふともも内側が攣ってしまいましたが、そこで遂に出番です、42のスプロケ

いつもならギヤが落とせなくてピッキーンときて動かせなくなって止まってしまってましたが、42なら、まだ回せる。攣りながらも軽負荷で回して今年は止まることだけは回避できました。

が、42ではいつまで経っても進みません。落ち着いた頃に1枚上げると踏むペダリングになってしまって攣りそうだし、仕方なく42でひたすら上ります。ここでは誰一人抜くことはなく、10人以上に抜かれてしまって、なんとかゴール!

もうちょっと余裕でゴールできるかと思ったけど、全然ヘロヘロでした。

 時間的には5時間40分くらい、トラブルなければロードの2割増しくらいですかね、妥当なとこでしょうか。

なんとなく今は、他の人は自転車なのに自分だけ電動アシスト自転車で走ってしまったような、そんな感じです。

そんなまぁまぁ面白かった、そんなツールド大山でしたw