極楽コース探し
MTBで走るとこ、なかなかちょうどいいところってのがありそうでない。
今日は最近気になっていたコースを探りに行ってみた。
去年歩きで行った用瀬アルプスの洗足山と、MTBで行った智頭の牛伏山、この間の稜線が勾配もそんなになくて展望も開けてそうで、いいんじゃないかと。トレッキングルートとしてもマイナーなのでMTB極楽ライドできるんじゃないかなーと、しばらく前から気になってしょうがなかったんだな。
それと、知ってるところと知ってるところを通ったことがないルートで行くってのが楽しい。
町内の総会があったのでスタートは既に14時過ぎ、板井原に車を置いてスタート。
地図を見たのに入るルートを間違えて、作業道を尾根を目指して上る。
途中からは押しで尾根に到着。ここで電波が入ってスマホで現在地を確認して間違いに気づく。今度からは地図をダウンロードして電波入らなくても分かるようにしとこう。
来るつもりじゃなかったけど牛伏山頂上。
まぁ結果オーライ。
頂上から尾根の道を進む。こういう尾根ルートが気持ちいい!
板井原分岐の手前は急すぎて乗れなかった。
元々はここに上ってくるはずだった。ここで15時30分。暗くなったらマズイので、ここにチャリは置いて歩いて用瀬方面へ。
景色はよくっていいルートだけど、MTB、やっぱ無理かな?
ここで16時過ぎ、時間ないので洗足山は諦めて急いで戻る。
本日の乗車率、20%ないな。
足りないので少し走ってから帰る。
今回の探索からすると、牛伏山への作業道ルートはMTBでも全然アリ。石がごろごろしてて走りにくいけども、頑張れば乗れるかも。尾根に出てからは気持ちいいし、山頂まで以外に近い。板井原からの通常のトレッキングルートでも、押しは少しでいけそう。
洗足山へのルートは、似たような感じもあるけど、勾配のキツイ箇所があってMTBで行くには更に覚悟が必要。歩きで行くにはちょうどいいので、用瀬の三角山から用瀬アルプスを通って智頭の牛伏山や海上山へ尾根伝いにいくのが面白そう。
オフ初めは魅惑のDEATHライド
新年あけました。
おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします!
さて、天気のいい正月休みでしたね、がっつり走られた方も多かったのではないかと。
今年は、まずは2日に重装備者さん、ヒシイさん、Sくんと倉吉白壁土蔵群へ。
ひたすら曳いてもらいながらついていって・・・、打吹公園だんごとラーメンを食って帰り、往復100km。練りというほどでもなく、帰りは少し競ってみたりしながら、穏やかな天気でなかなか気持ちのいいライドでした。
そして、4日はオフ車でどっかいこうと会長さん、門さん、重装備者さん、Sくんで朝マーブルキッズに集合。
前日に雪の具合を広留まで見に上がって、暖冬とはいえ標高が1000m近くにもなると少し雪があって、因幡林道は厳しいかなぁと思ってました。智頭方面なら少ないかもしれんでと提案してみましたけど、自走で智頭はナァ・・・、というのもあり、なかなか決まりません。
そして、綿密な打ち合わせの結果、重装備者さんと門さんが春に遭難しかかったという姫路から広留へと抜けるDEATHライドコースへ行くことに。
連絡不足で会長はコンバースのバッシュ履いてて、大丈夫かなぁ・・・。
まずはボチボチで姫路公園へ上がって。少しコースで遊んでから、いよいよ本格的に標高を稼いていきます。わかってましたけど、とりあえず1000m位上らないけませんから。MTBのタイヤを皆がウナラセながらボチボチ上ります。
姫路の先の分岐を林道方面へ行ってしばらくすると路面に雪がうっすらとしてきて、いい具合に凍結してたので、ここでまず1コケ。この辺から押したり乗ったり。
それでも自動車のわだちがあったので、だいぶ助かりました。
河合谷との分岐、さらに上っていきます。
この辺からは押しがだいぶ多くなりました。
当初、ここで飯にしようと目指していた「風の広場」。その名のとおり、すごい風でとても休憩とか無理ww
ここでまず1回目、重装さんが「どうします、いきますか?戻りますか?」と。
距離的にはふる森と姫路と中間かな?ということで、それならと進みます!
その先からは雪も締まり気味になってきて、ファットの門くんは締まった雪でだいぶ走りやすくなって楽しそうでしたね。ホントにファット羨ましい。
29erもわだちに上手いこと乗るとけっこう走れましたけど、圧雪が割れたりしてなかなか持続するのが難しい。
途中、ガンガン踏んで、ハンドルをこじって踏んでってするとジグザグに進めることがわかって、しばらくしてみたけど、体力が全然持ちませんでしたネww
そして、慣れてきたころ緩い下りで前転落車!!
ホントに無駄に飛ばして無駄なケガを今年も早速してしまいました。
そして、しばらくしてふる森との分岐。
ここで2回目、「下りましょうか、進みましょうか」と重装さん。
とか言いながら腹は決まっているらしく、もう少し進んでみることに。
そしてこの辺から未舗装区間になり、圧雪になりにくいのか轍のところだけ地面が出てる感じで、轍をひたすら辿って進みます。
で、この辺から写真ほとんど撮ってません。この辺から多分だいぶ疲れてきたんだと思います。
しばらくガタガタと雪の中をすすんで行くと、門さんが「おーっ、ここだ!」と前回下りたルートの入口を発見。少しだけ開けてはいたけども、わだちもなくって、「えっ、ココ?」ってかんじのところでした。僕は10年くらい前に兵庫県の畑ヶ平林道から迷ってロードで通ったことがあったので、こんなだったっけなー?、あの時は何の迷いもなくはっきりしたルートだったのにナァと、もう少し先に行ってみような、と提案。もう少し皆で先に進んでみました。
が、完全に失敗でしたね。ホントに皆さんどうもすいませんでした。
結果、行ったり来たり、雪に埋まって、最初の降り口に。だいぶ時間もロス。
ホントに申し訳ない。
国土地理院の地図見ると、けっこうわかりやすく道が書いてありました。
下りはじめると、ヒューム管が据えてあるけど川に流されてしまった道の跡みたいなのがあり、どうも、流されてから放置されている状態の様子。
少し行ったらクロカン車のわだちができていて一安心。けど道はメチャクチャなまんまで、ドロドロの深い水たまりの中に入りながら進みます。
ほんともうこの辺り、クタクタになってました。
でようやく、大根畑に到着ー!!!
道端で湯を沸かしてカップラーメンを貪り、ホットコーヒーをすすり、たき火にあたって一休み。そこで既に15時半は過ぎてたか?そりゃークタクタなハズですわww
途中、八東のローソンで町に下りてきたことを満喫して買い食いし、あとは元気なSくんを中心に曳かれて連れて帰ってもらいました。
結局MTBで100キロ越え。
あー本当にメチャクチャ疲れたけど、今回もメチャクチャ面白かったですねー。
ありがとうございました、またやりましょう!
忘年会の日なので
ホビーでもオフ気分
天気も悪くなり、イベント予定もないこの時期、プロでもなく、ガチのレーサーでもない、ただのホビーサイクリストの自分もなんとなく「オフシーズン」っぽい気分です。
本当はガチ志望なので、この時期にいろいろ考えるんです。
例えば鳥取マラソンにエントリーしてランニングしてみたり、筋力強化で筋トレを集中的にしてみたり、距離を乗りこんだり、こんなことしたら春には一皮むけるんじゃないか・・・。
なんとかスピードレンジが一段あがるような地足がつかないかと。
若いときも含めて通算17年くらいですか、だいたい同じような気持ちでこの時期を過ごしてる気がしますけど、成果があった春はなかったような気がします。
で、やっぱり才能がないなー、って夏ごろには嫌になってもう自転車辞めようと思ったことも、実際辞めたこともありますし。
まぁでも最近は思うんです。
この、春にむけて妄想して練習すること自体がオモシロイなーと。
オフシーズン無し主義的レーサーでも、冬のあいだは「春になったら・・」って多分思ってるでしょう。
オモシロイなーと、農耕民族ですからね、いろいろすることを考えて先の成果を想像して、実際にどれだけできるかは別として、妄想すること自体がウキウキするじゃないですか。
よくある「仕事が出来る人がやっている・・・」とかの自己啓発本っていうのは栄養ドリンクみたいなもん、って上手いこと言ってた人がいましたが、自転車乗りのこういう本も同じようなもんですよね。
ただの栄養ドリンクでも、それも含めてロードレーサーの楽しみだと思うんですよね。
これも「漕ぐ力」ではないかと。
「自転車は才能のある人のためだけのモノではない。」
何人かの自転車のレジェンドたちがそういってます。
さてこの冬はなにしようか。
紅葉狩り温泉ライド
11月15日、秋の紅葉シーズン真っ盛り、紅葉狩りライドしてきました。
企画はいつもの重装備者さん。そして門くん、今回は3人です。最初はロードで150kmくらいの予定でしたけど、オフ車でのんびり行こうという門くんの提案で、オンロードだけど距離短縮でオフ車で行くことに。
朝6時半集合で拾ってもらい、西へ向かいます。
車中で、帝釈峡ですよ、と初めて行先が明かされます。
名前は聞いたことあって、案内板をみたことあるけども、何があるのか全く知らないので、今回もひたすら重装さんに従ってついていくのみ。なにも考えなくていいので?、これがまた気楽でありがたいのです。
国道314号線沿いのパーキングエリアに車を停めて、朝9時過ぎに現地スタート。
出発してすぐ緑資源林道へ入り、しばらく上りが続きます。雨も降ってきますが、天気予報は午後には回復するとなっていたので、早く止むのを願いながら上ります。30分くらい上ったでしょうか、やっと下りとなりますけど、濡れた体は急速に冷えてガクガクです。
ロードだったらこの辺で帰ったでしょうね。オフ車でよかった。
下ってアップダウンする辺りで、
「いちおう調べてみたら電波塔に上る林道ありましたけど、どうしますか?」
と重装氏。
まあ、せっかくだから行ってみようかということになりますが、全て重装氏に導かれていたような・・・。
白滝山への道、入ってみると走りやすい砂利道の林道、水たまりが多いものの、落葉のじゅうたんの上を走るような感じでなかなか気持ちよい道ではないですか。時折コンクリート舗装の劇坂区間に泣かされますけども、30分くらいで頂上に到着。眼下は真っ白でなんにも見えませんでしたけど、天気良ければ見晴しもよさそう。
小休止して、ほんとに恐る恐るゆっくりと下ります。
そして、途中分かれ道が。
入口はきれいな砂利道です。
どうもこの辺の林道は、地元みたいにとりあえずRC(再生砕石)って感じではなくて、大きさは不揃いながらも、帝釈峡で後でみたような岩を割ったような石を敷いてるようで、それがきれいにみえるようです。尖っててチョットこわいですけど。
重装氏のガーミン810にはルートへ戻れそうな道が続いてるようなので、そっちを下ってみることにします。
ゆっくりと流すように下れて、ここも気持ちいい道です。
ただ、道はしっかりしてますけど、車とかの出入りした形跡がゼロ。放置された倒木をかわしながら下っていきますけど、自分的にはこれはマズイ道の予感。だんだんと道が荒れてきて草ぼうぼうになって道は終了。
引き返すのも仕方ないなと完全に思ってましたけど、ここで重装氏、
「いやいや、ガーミンに道はあります!」と。
頼もしいことに、先頭をきって下ってルートを捜してくれます。
そして少し進むと、おぼろげに道っぽいものを発見!
そして下ること5分くらいで農機発見!そして停めてある車も発見!
そこからしばらく下って第一集落発見。助かりました。
自販機をみつけて小休止です。
それにしても、これは絶対失敗したかなと思ってましたけど、すごいっすねガーミンエッジ810。
帝釈峡を目指して再スタート。ここからは雨もあがりました。上って下ってを繰り返して、途中からは川沿いにゆるく下って到着。
道中も所々にみどころがあります。
帝釈峡、思ったよりも観光地、旧いタイプの行楽地みたいな所でした。
そして紅葉はほぼ終わってましたけど、散策する観光客は意外と多かったです。歩くのが面倒くさい人のためにレンタルサイクル店があって、タンデムママチャリとかが並べてありました。
ここの遊歩道は、堂々と自転車で入れるのがいいですね。歩行者には申し訳ないけどゆっくりと自転車で散策します。
最初は上流側で、下ったほうの湖にも観光地があるようなのでそちらへ向かいますが、最初に向かったルートは行き止まり、大幅に戻って道路を行くか、2.5kmのトレッキングルートを行くか、
せっかくだしということで、トレッキングルートを進むことに。
で、すぐに階段。また階段。折り返してまた階段。ひたすら階段を押して上ることになりました。だけど上りがあれば下りがある。階段は最後に少しあったくらいで、ゆっくりとシングルトラックを流して下るような感じで、これもなかなかよかったですねー。
イマイチ方向感覚が不明で案内板を頼りにジグザグ降りていくと、下の湖にかかる赤い橋が陽に照らされて鮮やかに浮かんでるようにみえて、一同「おーっ」と。
そして湖に到着しますが、あちこち寄り道しているので時間に余裕がないかもしれないので帰る方向へと向かいます。あとは舗装路です。途中、門くんのファットのインナーが外れるというトラブルもありましたけど、使わなければ大丈夫ということで先へ進みます。
そして、東城の道の駅へ。そしたらたまたまイベント開催中。
いや実はこれも全て計画のうちにあったのかもしれません。
そばや炊き込みご飯を食べて、ビンゴをしたり、餅をゲットしたりと、ちょっとだけのつもりが思わぬ大休止に。家へのおみやげも購入して、最後出発地を目指します。
東城を出てすぐは、あとは帰るだけ、少しくらい前を引かねばと思い、エアロポジションで先頭を走ったりしましたが、予想以上に足にきていて少し勾配がきつくなったらすぐにちぎれてしまいました(^^;;
あとは少し待ってもらったりしながら、いくつかの坂を越えて、最後には攣り気配十分なところで出発地へゴール。
いやぁ、70kmでしたけど、けっこうクタクタ。
そして、車を停めたところにすぐ前の川のほとりには「高尾の湯」という秘湯っぽい温泉があって、まだ営業中のようなので汗を流して帰ることにします。
「ゴメンくださーい」
って入り口の玄関を開けると・・・、
そこにはこたつの上にお菓子の入った篭をおいて、テレビをみている家族団らんの人達が。完全に普通の家に間違えて入ったかと思いましたが、
「お、お風呂いいですか?」
「どうぞーっ」
ということで、料金500円を缶にいれて階下のお風呂へ。
風呂はよかったです。2人入ればいっぱいですけど、男湯女湯どちらも空いてたので両方に交互に入ったりして。
帰ってから調べたら、この温泉は昔は湯治宿だったそうです。だから1日1500円とか半日1000円とかって値段表にあったんだなと納得。ひょっとするとマニアックなラブホかと思ってしまいましたが、そんなわけないですねw。
紅葉はすでに終わってるかんじでしたけど、それ以上にいろいろ面白い重装ツアーでした。 重装備者さん、門くんさん、ありがとうございました。
さて、次の正月は・・・、ゴクリ